2008-02-11 Mon
2月11日「建国記念の日」に思う紀元前660年の元日が建国の年月日であるとされている。「日本書紀」には「辛酉年の春、正月元日に天皇・橿原の宮に即位す。」と記載がある。いつの辛酉年かは不明。明治期の歴史学者・那珂通世が中国の「辛酉革命説」の讖緯説に基づいて解釈し、推古9年(601年)から1260年遡り、紀元前660年と定めた。江戸後期の国学者・伴信友の説が元になっているらしい。なぜ推古9年が基準で、なぜ1260年遡る必要があったのか。今日の視点での解明が必要とされる。写真は「文久山稜図」に示された「神武陵」の荒蕪図である。1860年頃までは、天皇陵は荒れ果てたままであったといえる。


